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みなさん、こんにちは。
チー丸日記のチー丸です。
数えきれない程の映画を見てきたチー丸が、スペインが生んだ鬼才ペドロ・アルモドバルの映画を紹介していきます。
ペドロ・アルモドバルの映画を見た時の衝撃は忘れられません...。
レンタル、動画配信、すべての手段を使って全作品を制覇しました。
奇怪な登場人物、一つ一つが芸術絵画のようなシーン。
見る者を飽きさせない素晴らし作品です。
順位をつけるのは難しいのですが、U-NEXTで見る事ができる作品の中から、5本を紹介したいと思います。
一本でも鑑賞してしまえば、ペドロ・アルモドバル作品を制覇したくなるでしょう。
U-NEXTでは、15本のペドロ・アルモドバル作品を見る事が出来ます。
この15本はすべて無料!!です。
こんなミラクルはなかなかありませんので、ぜひ無料期間を使ってペドロ・アルモドバルの世界を堪能してみてください。
下が、2019/10/27現在に見る事ができる作品です。●→有 ✖→無
公開年 | 邦題 | U-NEXT |
1980 | Pepi, Luci, Bom y otras chicas del montón | ✖ |
1982 | セクシリア | ● |
1983 | バチ当たり修道院の最期 | ● |
1984 | グロリアの憂鬱 | ✖ |
1986 | マタドール〈闘牛士〉 炎のレクイエム | ● |
1987 | 欲望の法則 | ● |
1988 | 神経衰弱ぎりぎりの女たち | ● |
1990 | アタメ | ✖ |
1991 | ハイヒール | ● |
1993 | キカ | ✖ |
1995 | 私の秘密の花 | ● |
1997 | ライブ・フレッシュ | ● |
1999 | オール・アバウト・マイ・マザー | ✖ |
2002 | トーク・トゥ・ハー | ● |
2004 | バッド・エデュケーション | ✖ |
2006 | ボルベール〈帰郷〉 | ● |
2009 | 抱擁のかけら | ● |
2011 | 私が、生きる肌 | ● |
2013 | アイム・ソー・エキサイテッド! | ● |
2014 | 人生スイッチ | ● |
2016 | ジュリエッタ | ● |
【U-NEXT】無料で見れるおすすめ映画 スペインの巨匠 ペドロ・アルモドバル編
ペドロ・アルモドバルの映画の特徴
色
ペドロ・アルモドバルの映画の特徴は、色彩と言ってもいいでしょう。
まず、その鮮やかな「赤」に目を奪われます。
計算されつくされた「赤」のカットが映像に華を持たせ、衣装、車、花、それこそ血の赤でさえそれぞれのシーンで目を引き、キャストや物語を芸術作品のように仕上げています。
その他、登場人物、置かれている物、一つ一つがスペインらしい鮮やかな色合いで、一つ一つのシーンが丁寧に書かれた芸術作品です。
キャスト
キャストも個性派ぞろいです。
それは、まるで漫画のようでもあります。
つまりは、それぞれが個性的で奇怪的なのです。
起用される俳優陣も、毎回同じような俳優なので、きっと監督の世界観を出すためには必要な俳優たちなのでしょう。
ストーリー
情熱的であり、人間の愛情、欲望、をテーマにすることが多いです。
では、早速5作品の紹介をしていきます。
ボルベール
ストーリーは、奇想天外です。
それぞれのが秘密を抱え、最後の母との会話ですべてが明らかになる..。
女性のつよさ、母の強さが描かれ、ペネロペ・クルスの美しさが際立った作品です。
バチ当たり修道院の最期
邦題は「バチ当たり修道院の最期」となっていますが、原題は「Entre tinieblas」で直訳すると”暗闇の間”となりますが、邦題を考えた人は、ペドロ・アルモドバルの作意を確実にくみ取った、最高なネーミングをしたと思います。
内容は、資金難に苦しんみ、教会を再建すべく悪あがきをするシスターたちによるドタバタコメディー(コメディーと言っていいかは不明。「ぎゃはは」と笑えるものではないが独特の何かがある)。堕落尼、どぶねずみ尼、肥溜尼などの独特なネーミングもまた面白い。
アイム・ソー・エキサイテッド!
マドリッド発メキシコ行きの飛行機が、機体トラブルで旋回することになる。
おネエの客室乗務員たちが、あの手この手で客を落ち着かせようと奮闘する。
緊迫する中で個性豊かすぎるビジネスクラスの面々の過ごし方もまた独特。
無事に着陸できるのか!
人生スイッチ
何かが起こる時、何かのスイッチを押してしまっているのかもしれない。
押さなくていいそのスイッチを...。
6話のオムニバス形式なので、飽きずに見る事ができます。
神経衰弱ぎりぎりの女たち
一人の男性をめぐり、ドタバタ劇を繰り広げる3人の女性。
アイライナーを発達させ、まつ毛のようにみせる女性、30錠程の睡眠薬がとかされたガスパッチョを飲んで眠りについてしまう女性、そのガスパッチョを調査に入った警察に振舞い眠らせてしまう。ビビットな色使いと奇想天外な物語に目が離せなくなります。
最期に..
いかがでしたでしょうか。
ペドロ・アルモドバルの映画はクセが強すぎて好き嫌いが分かれてしまう映画でもあります。
しかしながら、アカデミー賞をはじめ名だたる賞を総なめしているという事実もありますので、一度はみてみるのもいいかもしれません。
こんな記事も書いていますのでよんでみてください。